No
「う、うっ………」
美女二人が络み合うという光景は、淫らでありながら、幻想的でもあり、神秘的でもあり、视线を外す事も出来ないほど蛊惑的です。
これは、今までに経験した事のない出来事です。
何しろ僕は………耻ずかしながら、まだ女性を抱いた経験がないのです。
僕がまだ独身者だった事も、何が起こるかわからない异国への使节に选ばれた理由なのでしょう。
ここまでの旅の间も、歓待と监视の役目を负っていると思われる夜伽の女性を勧められることはままありました。
しかし、お役目の重さに胃が痛む思いをしていた僕は、未経験ゆえの気后れもあって、ずっと断ってきたのです。
部下に笑われる事もありましたが、笑った奴は调练で叩きのめしてやりました。
それ以来、からかわれることもなくここまでやってきたわけですが。
僕は目を血走らせ、はぁはぁ、と荒い呼吸をしながら、食い入るように二人の姿を见つめていました。
血流はどんどん下半身に流れ込んでいき、服に形が浮かび上がるほど、肉棒を热く激しく滚らせます。
女性に対して、これほど强い欲望を抱いた事も、これまでになかったことです。
これも、未経験だからなのでしょうか。
或いは、これも彼女たちの鬼道の力なのでしょうか。
「あん?とても気持ちいいです?」
「悌儁様に见られていると思うと?あふんっ?いつも以上に……??」
二人は甘い喘ぎ声を漏らし、互いの胸を揉み、秘所を弄りながら、少しずつ、僕の前に近づいてきます。
二人の秘所からは手の动きに合わせてぐちゅぐちゅと卑猥な音が响き、その绮丽な手を爱液が伝い、ポタポタと床に滴り落ちていきます。
二人が近づくにつれて、どことなく甘い香りがすることに気づきました。
思わず、もっと吸い込みたくなるような、魅惑的な香り。
二人との距离がだんだんと狭まっていくと、最初は仄かに香る程度だった香りがどんどん浓密なものになっていきます。
僕は无意识に深呼吸を缲り返し、肺の中に二人の放つ香りを取り込んでいきました。
その香りは、雄を虏にする、雌の淫臭。
二人の、洪水のように濡れた秘所から漂いだした香りは空を伝い、鼻や口から僕の体の中に入り、肺から血の中に溶け込み、全身を駆け巡り、鼓动を高鸣らせ、さらに肉棒を滚らせていきます。
その先端からは早くも我慢汁が溢れ、服に黒い染みが広がっていきました。
「悌儁様?」
「一绪にいかがですか?うふ?」
舌を伸ばせば届くような距离で、二人が口を开きました。
ピンク色の口の中で、唾液の海を泳ぐ様に舌が蠢いています。
甘い吐息が鼻息を掠めていきます。
僕の口の中で、大量の唾液が生まれ、口の端から零れ落ちていきました。
「混ざりたければ、思いきり舌を伸ばしてみてください?」
「大丈夫。舌は动かせますよ?」
舌を空中でひらひらと动かしながら、二人が诱惑してきます。
しかし、この诱惑に応じる事は、魏の役人?武人としての本分を投げ出す事に他なりません。
そんな事は断じてできません。
ですが、ああ、二人の舌はとても柔らかそうで、その感触を味わいたいという欲望がふつふつと込み上げてきてしまいます。
役人や武人としての理性と、男としての本能が阋ぎ合います。
正直に言って、とても分の悪い阋ぎ合いです。
「何も案じる事はありません、悌儁様?」
「我々は谓わば、ヒミコ様から悌儁様への贡物なのですから?」
「み、贡物………」
「そうです。それに、今、この场には我々しかいません?」
「谁にも、见られません?谁にも、知られません?」
「ですからぁ?」
「一绪にぃ?」
「気持ちよ~く?」
「なりましょ?」
くねくねとしなを作りながら、蛊惑的な声音で诱惑してくる二人。
『ふ~っ??』
「んあ、はぁあっっ……??」
吹きかけられた甘い吐息が、顔を擽っていく事さえも心地よく、理性が蚀まれていきます。
それに、ここで彼女たちの诱惑に乗ったところで、报告をしっかりするのであれば何の问题もないはずです。
彼女たちが、卑弥呼からの贡物なのであれば、ありがたく受け取ればいいのです。
こんな辺境の野蛮国にまでわざわざ足を运んでいるのですから、多少の役得ぐらいあってもいいのではないでしょうか?
ぐるぐると涡を巻く思考が、どんどん自分にとって都合のいい言叶を并べ立て、诱惑に屈することを正当化していきます。
そして。
「ね、早くぅ、悌儁様ぁ?」
「热く、蕩ける様な口づけを致しましょう、悌儁様ぁ?」
淫らに微笑み、舌を络ませ合う二人。
僕は、ごくり、と唾を饮み込んでから、ゆっくりと口を开き、おずおずと舌を伸ばしました。
「もう少しですよ、悌儁様?」
「もっと舌を伸ばしてください。ほら、もう少しで届きますよ?」
ひらひらと揺れる二人の舌。
舌を伸ばしても、届きそうで、届きません。
ほんの少し、小指の爪程の间を开けて、二人の舌がひらひらと空を泳いでいるのです。
もどかしくて、どうにかなってしまいそうです。
「もう少し??」
「あとちょっと??」
二人に促されるまま、舌の根が挛るのではないかと思う程、思いきり舌を伸ばします。
その舌に、左右から二人が吸い付いてきました。
じゅるるるるっっ……??
じゅるるるるっっ……??
「んぅぅうっっ……??」
待ちに待った快楽が、全身を贯き、鬼道によって动けなくさせられている身体がびくびくと震えてしまいます。
伸ばした舌に、ちゅっ?ちゅっ?と小鸟が啄むような口づけが缲り返され、柔らかな唇の感触を感じさせられ、舌を伝って二人の甘い唾液が口の中に流れ込んできます。
その、想像以上に甘い唾液に、脳髄が痺れるような感覚が袭ってきます。
ただ口づけをしているだけ。
にも拘わらず、この世の物とも思えぬ快楽が脊髄を駆け下り、下半身で爆発しました。
未知の体験に头の中が真っ白になり、服の中で肉棒が震えながら、先端からどくどくと大量の白浊液を吐き出してしまいます。
「あっ?あぁぁっ……??」
恍惚感と丧失感に、蕩け切った声が漏れだすのを止められません。
「あらら。口づけだけでイってしまわれたんですか、悌儁様?」
「それほど、気持ちよかったのですね?」
日轮と月轮が、広がっていく黒い染みを见ながら、よく似た顔を并べて笑っていました。
「あひっ?ぁあぁぁっ、し、舌がっっ……??」
ですが、僕はその笑顔に答えるどころではありませんでした。
舌が、まるで焼き印でも押し当てられているかのように热く、全身の血が沸腾しているのではないかと思う程、体が热くて热くて溜まりません。
「燃える様に、気持ちいいでしょう?」
一旦その场を离れた日轮が、部屋の隅に置いてあった手镜を持って戻ってきました。
镜面を僕に向けると、僕の舌に、黒い纹様が浮かび上がっているのが见えます。
その纹様は赤く明灭しており、その度に体が疼いて仕方がありません。
「あがっ?あああっ……こっ、この纹様っ……??」
その纹様には见覚えがありました。
倭国の地にやってきてから、何度も见てきたものです。
大人も子供も、倭国の男性すべてがその顔や体に入れている入れ墨と同じ纹様でした。
「これは、ヒミコ様の圣なる纹様です。快楽を贪れば贪るほど、この纹様は大きく広がり、眩く辉き、より强い快楽を赍してくれるのです」
月轮が僕の衣を剥ぎ取り、肉棒を露にします。
それは、今まで见たことがないほど雄々しく勃起し、血管が浮き上がり、どくどくと拍动していました。
「まぁ、逞しい……?」
日轮がうっとりと目を细め、 本文来自
「握って差し上げますね、悌儁様?」
「や、やめ―――っっ」
制止の声も効かず、丑く滚る肉棒に、月轮の细く美しい指が络みつき、扱き上げられます。
「がっ、はぁっ……??」
気が远くなるほどの快楽。
僕は白目を剥き、がくがくと震える事しかできません。
日轮が僕の上着を脱がせ、露になった胸元に赤い舌を这わせます。
「んおぉぉっ??」
ちろちろと舐められた箇所が、燃える様に热くなり、视界にバチバチと火花が散ります。
「ちゅぷっ。はむ。れろれろ。悌儁様、どうして80年、何世代にも亘って続いてきた倭国大乱が终息したかわかりますか?」
上目遣いに见上げられながらの质问に、考えようとするものの、赍される快楽のあまりの强さに思考が缠まりません。
头の中が、どんどん真っ白に染め上げられていきます。 内容来自
「じゅぶっ。ちゅぱっ。じゅるるるっ。纹様を刻まれて?…じゅぱっ…あへ?あへ?って気持ちよくなって?…じゅるっ…头の中どろどろになって?……ちゅぱっ……もう戦争の事なんか考えられないよぉっ??……じゅぶっ……戦争止めるからぁ??……ちゅるっ……ヒミコ様に従いますからぁぁっ??……じゅっぶじゅっぶ……全てを捧げますからぁぁっ??……ぷちゅっ、くちゅっ……だから、もっともっと気持ちよくしてくださいぃぃっ??ってなっちゃったから、です?」
肉棒をしゃぶり、睾丸を掌で転がしながら、月轮が笑う。
「最初は王たちが?」
「あぁぁっ……???」
「次に大夫たち?」
「いひぃぃっ……???」
「役人も?」
「お、おふぉぉっ……???」
「兵队も?」
「あ、あぁぁっ、ふぁぁっ???」
「农民も?」
「あひゃぁっ、んぁぁっ???」
「渔民も?」
「う、うひぃっ……???」
「山の民も?」
「も、もっ、もうっ???」
「海の民も?」
「む、无理ぃぃぃぃっ……??」
「大人も?」
「あぁぁっ??んあぁぁっ??」
「子供たちも?」
「ひあぁっ??ふ、ふぉぉっ??」
「そして、魏からの使节様も?」
日轮に耳をしゃぶられ、じゅぶじゅぶと厌らしい音が脳内に响きます。
月轮が、喉の最奥まで深々と肉棒を饮み込んでいきます。
乳首を捻られ。
睾丸を揉まれ。
瞬く间に、体の奥底から射精感がこみ上げてきます。
确信がありました。
これまでの人生で味わったことのない、最高の快楽になると。
今、自分が破灭の渊に立たされているのだと。
この快楽を味わってしまったら、自分は破灭の渊から真っ逆さまに堕ちていってしまうのだろう、と。
しかし、わかっていても、この快楽を止める手段はありませんでした。
いえ、手段があったとしても、止める事はできなかったでしょう。
「出るっ、出りゅぅぅぅっっ………???」
涙も、鼻水も涎も。
穴と言う穴から体液を垂れ流しながら、僕は絶顶へと突き上げられ、破灭の渊へと突き落とされました。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
月轮の口内に、思いきり白浊液を吐き出します。
まるで、体すべてがバラバラになるような悦楽。
「あひっ?あへっ?」
白目を剥き、がくがくと痉挛しながら、精嚢の中に残る白浊液、その最后の一滴まで、月轮の喉奥に注ぎ込みました。
小さな口に収まりきらずに喷き出した白浊液が、月轮も、日轮も、僕自身も白く汚していきます。
「あひっ?あふっ……??」
放心状态の僕に、両侧から日轮と月轮が抱き着いてきます。
「不弥国から投马国までは船で20日余り」
「投马国から邪马台国までは、歩きですと1か月挂かりますが、船で行くなら10日余りの旅路です」
「その间、たっぷりと“お愿い”させていただきます?」
「悌儁様が、“承诺”していただけるまで?」
柔らかな肢体の感触を味わいながら耳元で交互に嗫かれる、その声だけでも、とても心地よくて。
(僕は………邪马台国まで、正気を保っていられるのだろうか………)
僕は软体动物のような柔らかな肢体に全身を络め取られ、壮絶な快楽の余韵にぐったりとしながら、ぼんやりとそんな事を思い浮かべていました。
二人からこの上さらにどのような“お愿い”をされるのかに思いを驰せるだけで、性惩りもなくまた肉棒は滚ってしまいます。
そんな僕の胸と、肉棒を彩るかのように黒い纹様が浮き上がり、どくどくと脉打っていました。
翌日から、船内の僕の部屋には日轮と月轮が入り浸るようになりました。
最初は、僕の部下たちも日に何度かは部屋に様子を见に来ていました。
その度に、僕は「大丈夫だ」「気にしなくていい」と答え続けました。
五日目か、六日目ぐらいでしょうか。
大きな港に风待ちで入港したとかで、慰労のために卑弥呼が派遣してきたという楽団が乗船してきた日がありました。
美女ばかりで构成された楽団で、演奏技术自体は稚拙でしたが、部下たちは大喜びでした。
演奏が终わるとともに、僕は日轮や月轮とともに早めに部屋に戻りました。
体が疼いて仕方がなかったからです。
その日を境に、僕の部下たちは全く部屋に寄り付かなくなりました。
时折、薄い壁を通じて船のどこかから悲鸣のような、娇声のような、そんな声が闻こえてくるぐらいです。
僕たちは三只の船に分乗していましたが、他の船の状况は全く分かりませんでした。
ただ、日轮と月轮の话によると、他の船にも慰労の楽団は乗り込んでいるそうです。
せめて、邪马台国への距离だけでも测りたかったのですが、四六时中、どちらかに张り付かれて、それもできませんでした。
できる事と言えば、日数を数える事ぐらい。
しかし、风待ちなどのために湾内で待机する时间もあるので、日数だけで距离を特定することはできそうにありません。
また、日を重ねる毎に、时间の感覚すらも暧昧なものになっていきました。
今が昼なのか、それとも夜なのか。
それすらも、なんだかもう、よくわかりません。
少し前の僕であれば、そんな怠惰を许しはしなかったでしょう。
しかし、今の僕はもう、正直、どうでもよくなっていたのです。
***
大きく开脚させられた両足に、それぞれ裸の日轮と月轮が跨り、その柔らかな肢体の感触を刻み付けられながら、日轮に耳を、月轮に乳首をしゃぶられ、二人の息の合った动きで肉棒を扱き上げられ、ゾクゾクと射精感が込み上げてきます。
「で、出るぅっ??」
僕は一切我慢しようともせず、涎も垂れ流し状态のまま、喘ぎ声をあげて腰を持ち上げ、びゅるびゅると白浊液を喷射します。
もう、今日何度目の射精なのかも判然としません。
そもそも、今日が航海何日目なのかも思い出せませんでした。
ですが、どれほど疲労しても、二人が差し出す、甘く、清凉な味わいがする美味しい水を饮むと体の底から力が涨ってきて、肉棒が、まるで一週间以上射精していなかったのかと思う程、勃起してしまいます。
「饮ませて?」
「アイ。悌儁様ったら、すっかり甘えん坊さんになられて。可爱いです?」
自分で饮む事すら亿劫な时は、おねだりします。
そうやって甘えると、日轮が慈爱の笼った优しい表情を浮かべ、僕の头を抚でてくれます。
それがもう、幸せでたまりません。
日轮は水を口中に含むと、口移しで饮ませてくれます。
日轮の唾液と混じる事で、水はより甘く、美味しくなっているようにすら感じるのです。
舌を络ませながら、こくこくと水を饮み込んでいきます。
水の効果ですぐに硬さを取り戻した肉棒が、ずぶずぶと月轮の口中に饮み込まれていきます。
「あぁっ、気持ちいいっっ……??」
温かく、ぬるぬるとした唾液に満たされた月轮の口内は、何度体験しても毎度、惊くばかりの快感を赍してくれます。
僕は日轮の华奢な腰を抱いて、その豊かな胸の谷间に顔を埋めます。
仅かに汗ばんだ肌は甘酸っぱく、いくら舐めてもしゃぶっても饱きるという事がありません。
また、その香りを肺一杯に吸い込むだけで、幸福感が限界突破していきます。
さらに、日轮が赤く勃起した乳首をカリカリと爪先で弄り回すと、头の中で几重にも闪光が瞬きます。
日轮と月轮の责めは非常に连携が取れていて、爪を摘ままれると同时に亀头部分を激しく吸い上げられて、瞬く间に精嚢から込み上げてきた白浊液を、喉奥に注ぎ込んでしまいます。
「気持ちいいですか、悌儁様?」
日轮が、自身の谷间に顔を埋め、呆けた顔をしている僕の瞳を覗き込んできます。
その瞳に映り込んでいる僕の顔に、武人の面影はすでにありません。
元々、武人には似つかわしくないと同僚からも揶揄される程の优男でしたが、今は魂もすべて搾り取られ、すっかりふやけきった顔をしています。
その口元に浮かんでいるのは、武人らしい厳格さとは最も縁远い、にへらっとした笑みです。
「気持ちいい?………気持ちいいよぅ??……日轮??」
「それはようございました」
「えー、悌儁様、気持ちいいのは日轮だけですかぁ?」
激しい射精の直后であるにも拘らず、全く硬さを失わない肉棒に頬ずりしながら、月轮が唇を尖らせます。
そんな月轮も、爱しくてたまりません。
僕は手を伸ばして、その绮丽な髪を优しく抚でます。
「勿论、月轮も気持ちいい??……二人とも、最高です……??」
「ふふ。嬉しいです?」
「えへへ?」
二人が嬉しそうな顔をします。
それだけで、もしかしたら僕はこの世で一番幸せな男なのではないか、そんな気にさせられます。
「明日には投马国に着きます。それから、邪马台国に向けて出発しますね?」
「そうなんだ………」
日轮の言叶を上の空で闻きながら、僕は腰をもぞもぞと动かします。
「いかがなされました、悌儁様」
お见通しであろうに、僕自身に言わせようと日轮が微笑みながら、乳首をくるくると弄びます。
「日轮、月轮………入れたい……??」
今の僕にとっては、邪马台国への行程が顺调に进んでいる事よりも、快楽を贪る事の方が重要だったのです。
いや、むしろ、旅の终着点が近づいていることを感じれば感じるほど、少しでも长く、この快楽を味わっていたかったのです。
「わかりました?」
「まずは私。私の膣に、たぁっぷり注いでくださいね、悌儁様?」
僕の望みを笑って受け入れてくれ、肉棒が月轮の膣に饮み込まれていきます。
月轮が激しく腰を动かす事で、その中に収められた肉棒は无数の襞に络みつかれ、子宫口にしゃぶられ、全身が蕩けそうなほどの悦楽に満たされながら、あっという间に絶顶に达します。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
吐き出した大量の白浊液が子宫を満たし、逆流して结合部から喷射します。
月轮の中から引き抜かれ、汤気を立てる肉棒は、休む间を与えられることもなく、日轮の中に饮み込まれていきました。
日轮が石臼を挽くように腰を动かし、月轮のそれとは异なる缔め付けによって赍される、脳が焼き切れそうなほどの快楽によって、1分も経たないうちに僕は絶顶に押し上げられました。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
全身を覆う快楽に溺れながら、僕の身も心も満たされていました。
***
快楽渍けの旅の末、僕は渐く、卑弥呼のいる邪马台国に到着しました。
日轮と月轮の言叶通りなら、帯方郡からの距离は一万二千余里という事になります。
その距离以上に、远く感じられる旅路でした。
船を降り、魏から邪马台国への下赐品の确认をし、部下と人夫たちの点呼を行います。
整列した一人一人、その全员の顔に、あの纹様が刻まれていました。
首筋、胸元、腕や足など、露出している部分も、地肌が见えないほどびっしりと纹様に覆われています。
倭国の人间でも、ここまで纹様に覆われた人は见たことがありません。
辛うじて立っているものの、その体はふらふらと揺れ、目は虚ろでした。
长い船旅だったから地面が揺れているように感じている、と言う事もあるのかもしれません。
ですが、勿论、それだけではありません。
僕自身も、びっしりと全身に纹様が刻まれ、彼らと同じように虚ろな眼差しをしていた事でしょう。
下赐品の确认作业すらも酷く亿劫で、途中で何度も数え间违いをしてしまいました。
久々に见上げる太阳は、これまでに见上げてきた太阳と果たして同じものなのかと讶しく思う程、眩く、感じます。
それから、宿舎に移动します。
倭国の人々は沿道に列を作り、队列を作って进む僕たちに向かって歓声を上げ、手を振ってくれました。
邪马台国は勿论、魏程ではないにせよ、确かに大きな国でした。
家の数は実に七万余戸に及ぶと言います。
邪马台国だけで、です。
卑弥呼が収める领域すべてを合わせれば、実に十五万戸にも及ぶそうです。 内容来自
だとすると、人口は百二十万程には达する事でしょう。
あの公孙渊が、魏からの自立を宣言して燕王を称した时、燕の戸数は四万戸、人口は三十万人程でした。
少なくとも、邪马台国は燕の四倍の人口を拥していることになります。
三国の一つである蜀と比べても、邪马台国の方が人口は多いかもしれません。
人口が多いという事は、それだけ多くの兵力を有しているという意味でもあります。
僕が思っていた以上に、邪马台国は强大な国と言う事なのかもしれません。
邪马台国を中心とする连合国の领域は、ここに辿り着く为に僕たちが通过してきた地だけで全てと言う訳でもなく、北にはシバ国、シハクシ国、イヤ国、トシ国、ミド国、カウコト国、フウコ国、シャド国、タイソ国、ソド国、コイフ国、カドソド国、キ国、ヰゴ国、キド国、ヤバ国、キュウシン国、ハリ国、シユイ国、ヲド国、ド国などがあるそうです。 本文来自
南には、连合国に加わらず、これと対立する男王が収める狗奴国があります。
中华风には「狗奴国」と书きますが、日轮の话を闻くと「熊野国」と书く方が正しいかもしれません。
イワレビコと言う人物が建てた国、とも日轮は话してくれました。
僕が疑问に思ったのは、卑弥呼の鬼道、あの纹様を使えば、熊野国も简単に屈服させられるのではないか、と言う事です。
しかし、日轮と月轮の话によると、イワレビコの末裔たちに、卑弥呼の鬼道は通じないそうです。
理由はよくわかりませんが、アマテラスという女神の末裔であることが関係しているのかもしれない、と言っていました。
神と言われても俄かには信じがたいという思いもしますが、纹様が疼く度、どうしようもなく二人の柔らかな身体を求めてしまう自分を思い返すと、あながち否定することもできません。
宿舎に入った僕たちは旅の疲れを癒し、谒见の时を待つことになりました。
そんな僕たちの无聊を慰めるために、卑弥呼は再び美女揃いの楽団を派遣してくれました。
彼女たちは谒见までの数日间宿舎に泊まりきりで、僕たちは大いに英気を养う事ができました。
数日后、谒见を许された僕は、数人の部下を连れて、一际大きな建物へと案内されました。
谒见の间に通されたのは、僕だけでした。
そこにいたのは、10人ほどの男たち。
僕の正面、上座に座っているのは、なんと伊都国の王です。
彼が、周りにいる男たちを顺次绍介してくれましたが、彼らは邪马台国を中心とする连合国を构成する有力国家の王たちだとの事。 本文来自
その顔や体にも、纹様がありました。
しかし、伊都国の王、彼だけには纹様がありませんでした。
王たちの伊都国の王に対する态度も、同辈というよりは目上の相手に対するそれです。
もしかしたら、卑弥呼が国を统治するのを支えているという弟―――魏において、邪马台国の真の支配者なのではないかと考えられている人物こそ、ニコニコと害のなさそうな笑みを浮かべて微笑んでいるこの男なのではないでしょうか。
何故、彼だけに纹様がないのか。
イワレビコの子孙に関する话からしても、纹様の付与にも何らかの制约があるのかもしれません。
卑弥呼も、万能という訳ではなさそうです。
会见は滞りなく进み、诏书と印绶及び下赐品の受け渡しと洛阳への再度の使节派遣要请は恙なく终了し、僕は与えられた役目の内、二つを无事に果たすことができました。
伊都国の王は、卑弥呼の言叶だとして感谢の弁を述べ、近年中に再度使节を派遣することを约束しました。
これで会见も终了か、と思った时、しゃらん、と铃の音がしました。
その音を闻いた瞬间、居并ぶ王たちが、表情を一変させ、総身に紧张を涨らせながら深く头を垂れました。
僕自身も、言い知れぬ紧张に袭われ、硬直してしまいました。
息をする事さえも、忘れていたかもしれません。
空気が変わったのが肌感覚で分かりました。
凛、とした空気を缠って、会见の场に白装束姿の女性が、十人程の侍女を引き连れて入室してきました。
その中には、神妙な顔つきをした日轮と月轮もいます。
伊都国の王の顔からも、いつも浮かべている笑みが消え、その瞳に惊きと畏怖の色を浮かべていました。
近づいてくる女性を见上げ、慌てて上座を譲ります。
「远路はるばる、ようこそおいでくださいました」
伊都国の王が座していた椅子に优雅に腰を下ろし、言叶を発する女性。
天上の女神をも思わせる、清澄な声でした。
「はっ………」
答える僕の声は紧张にかすれ、床の柾目から视线を动かすこともできませんでした。
ぶわっと全身に汗が浮かび、颚先から滴り落ちて床を濡らしていきます。
「…直答を许します。面をお上げください」
「は………」
许しを得ても、容易に顔をあげる事ができませんでした。
まるで、肩を数人がかりで押さえつけられているかのような重圧を感じます。
(所诠は蛮族の女………気圧されるな………!) 本文来自
内心で必死に言い闻かせ、やっとの思いで顔をあげ、女の姿を视界に収めました。
(っ………なんて、美しい………)
それが、伪らざる第一印象でした。
谁も教えてくれませんが、この女性こそが卑弥呼なのは间违いないでしょう。
魏では卑弥呼は高齢だと言われていました。
确かに、若くはありません。
しかし、老婆と言うにはあまりに瑞々しく、儚さと威厳を兼ね备える美貌の持ち主でした。
思わず、ひれ伏してしまいたくなるような。
全てを、捧げてしまいたくなるような。
そんな危うい美貌です。
もし、自分が一国の王であれば、なんとしてでも己がモノにと望んだかもしれません。
结果、その色香に溺れ、国を倾ける事になったとしても。
まるで、殷の纣王を惑わし、国を亡ぼす原因ともなった妲己のような魅力に満ちた女性です。
その姿を见た瞬间に、心を夺われてしまったと言って过言ではありません。
卑弥呼は―――いえ、この美しい女性に対して、卑しい言叶で呼ぶことは相応しくありません。
ヒミコ様は、仅かに口元を绽ばせると、
「皆様方はご退室を」
王たちに视线を投げて、そう告げられました。
「しかし―――」
「何か」
思わず伊都国の王が食い下がろうとしますが、ヒミコ様が视线を向けると、顔面苍白になって平伏しました。
「し、承知、致しました………」
わなわなと震え、顔にびっしりと汗を浮かべ、唇が紫色に见えるほど顔面苍白になりながら、伊都国と他の国の王たちが退室していきます。
その様子からは、ヒミコ様が伊都国の王の傀儡であるようには见えません。
いえ、この女性が谁かの傀儡であるなどと言う考えそのものを、改める必要がありそうです。
この方は、谁かの下风に立つような方ではありません。
谒见の间に、僕と、ヒミコ様と、日轮や月轮と言った十人ほどの侍女だけが残されました。
「悌儁」
「はっ………」
本来であるならば、魏の臣下である僕が、蛮族の女王如きに呼び捨てにされる谓れなどありません。
しかし、僕の中に怒りはなく、むしろヒミコ様に己の名を呼んでもらった喜びが沸々と涌いてきました。
恋。
もはや、その感情はそう言う他ないのではないでしょうか。
ヒミコ様の姿を见るだけで、胸が缔め付けられるようです。
「どうぞ、よしなに」
微かに口元を绽ばせ、ヒミコ様がそう仰いました。
それは、邪马台国の位置について嘘の报告をして欲しいという、日轮や月轮に散々“お愿い”された件を指しての言叶なのでしょう。 本文来自
断るならば今しかない、そう思いました。
二人によって散々快楽渍けにされてしまった身ではありますが、皇帝陛下への忠诚心まで失ったわけではありません。
例え、心を夺われようとも。
魏の武人、役人としての务めを放弃するわけにはいかないのです。
毅然と、断らねばなりません。
「僕は―――」
そう思って口を开いた瞬间。
ヒミコ様の目が深红に辉きました。
瞬间、僕の体中に刻まれた纹様が一斉に黒く辉き、
「あっ?がっ、ぎぃやぁあああああああああああああああああっっっっ!!!!!」
全身を强すぎる冲撃が贯きました。
「ひぎぃあぁぁぁぁあぁぁぁぁっっ―――!!!!」
しかし、それは痛みではありません。
余りにも激し过ぎるほどの快楽。
强すぎるほどの悦楽。
鋭すぎるほどの法悦。 本文来自
全身を贯く気持ちよさに、僕は座っていることもできず、絶叫しながら仰け反り、倒れ、无様にのたうちまわりました。
肉棒が瞬く间に勃起し、まるで破裂したかのように大量の白浊液をぶちまけます。
「あっ、ああぁぁっ、な、なんでっ、た、だずげっ、あぁあああっ、ご、ごわれるっっ………!!!!」
絶顶は一度では终わらず、二度、三度と袭い挂かってきました。
纹様は、まるでそれ自体が生きているかのように僕の肌を这いまわり、互いに集合し、蠢きながら黒い手のような形状に変化していきました。
その黒い手が服を引き裂き、乳首を摘まみ、肉棒を扱き上げ、睾丸を揉みこみ、さらには肛门の中にまで侵入してきて肠壁を抉ります。
絶顶が连続して袭い挂かってくる度、大量の白浊液が放物线を描いて飞び散り、谒见の间の天井も、壁も、床までも、白く汚していきます。
ほんの十数秒で、軽く10回以上の絶顶。
「―――――っっっ!!!」
白目を剥き、舌を突き出し、涙も鼻水も涎も、大便さえも撒き散らしながら、音にならない叫びをあげながら転げまわる僕。
その口中にまで、棒状に変化した黒い纹様が入り込み、肺や胃の中までも犯されていきました。
「がががががががっっっっ!!!!!」
さらに、细い触手上に変化した黒い纹様が、耳の穴を贯いて脳にまで达し、さらに鼻の穴や瞳、勃起した乳首の中や尿道にまで侵入してきました。
僕の体は黒い纹様によって空に持ち上げられ、全身のありとあらゆる场所を蹂躙され尽くされました。
絶顶を遥かに超えた极致。
人间に耐えられる限界を、超越した悦楽。
「―――――っっっ!!!!」
度が过ぎる快楽は、もはや苦痛と同义です。
全身の骨が砕け、血が沸腾し、肉が溶けてしまうのではないかと思う程の快楽によって、僕のすべてが、细胞のほんの一片に至るまで、ぐちゃぐちゃに打ちのめされてしまいました。
ヒミコ様の瞳の辉きが消えると同时に、黒い纹様も动きを止め、僕の体はどさっと床に落とされました。
はぁ、はぁ、と荒い息を吐く僕。
もはや、指先一本さえ动かす事ができませんでした。
余韵だけでも体が震え、呼吸をする度に肺が絶顶に戦慄き、肉棒から、びゅくっびゅくっと白浊液が、さながら间欠泉のように断続的に喷き出していきます。
衣擦れの音が近づいてきて、ヒミコ様の美しい顔に见下ろされます。
「どうぞ、よしなに」
同じ言叶でした。
ここで逆らえば、今度こそ间违いなく、杀されてしまう。
膨れ上がった恐怖心に心を缚られ、役人としての夸りも、武人としての矜持も粉微尘に粉砕された僕に、これ以上抵抗する気力など残されているはずもありません。
「承り………ました」
「礼を申します」
ヒミコ様はまるで少女のように无邪気な笑顔を见せました。
汗一つ掻くことなく、一人の男に死の恐怖を味合わせ、絶望の渊に叩き込んでおきながら。
恐らくは、谁もが、可怜と感じてしまうであろう笑みを。
「お礼に、日轮と月轮の二人を生口として、差し上げます。煮るなり焼くなり、ご随意に」
その言叶を耳にしたのを最后に、僕は気を失いました。
***
「よくぞ无事に戻ったな、悌儁。嬉しく思うぞ」
「はっ」
弓遵様は言叶とは裏腹に大して嬉しそうでもない声でそう言ってから、探るような眼を向けてきました。
「少し………雰囲気が変わったか?」
「そうでしょうか」
「うむ。その入れ墨は………」
「倭の民が皆その身に刻んでいるものです。内情を掴むためには、まずは倭人の心を开くことが肝要と存じ、私をはじめ、同行した者は皆、その身に刻んでおります」
「そうであったか」
弓遵様は少しだけ気持ち悪そうに僕の顔や首筋、手の甲に刻まれた纹様に视线を彷徨わせています。
そこだけでなく、全身にくまなく纹様が刻まれていると知ったら、どう思われるのでしょうか。
弓遵様はそれ以上、入れ墨に触れることなく、こほんと咳払いをした后、本题に入られました。
「それで。いかがであった?」
「详细は报告书を缠めておりますが、口头にて要旨を申し述べさせていただきます」
「うむ」
僕はそう前置きしてから、见てきたことを报告しました。
帰りの道中、日轮と月轮に耳をしゃぶられ、乳首を弄られ、肉棒を扱き上げられながら练习した通りに。
报告书も、二人によって一字一句添削された上で、提出しています。
その报告を、洛阳の司马懿様や曹爽様と言った方たちがどう判断したのかはわかりません。
ただ、243年、邪马台国は约束通り、大夫伊声耆、掖邪狗等8人からなる使节団を送ってきました。
彼らが帯方郡に立ち寄った际に、弓遵様に命じられて、会谈の场に僕も同席しました。
使节団を率いる大夫伊声耆も、掖邪狗も、他の8人も见覚えがありました。
あの日、あの谒见の场にいた王たちだったのです。
相変わらずニコニコと笑みを浮かべつつ、実际の感情を一切垣间见せない伊都国王にして、邪马台国连合の大夫でもある伊声耆たちと、しばしの间、旧交を温めました。
洛阳に向かった彼らは新たに即位した少帝に谒见し、生口や倭の锦、赤、青の目の细かい绢、绵の着物、白い布、丹、木の握りの付いた短い弓、矢を献上しました。
少帝は掖邪狗を「率善中郎将」に任じ、印绶を授けられ、ここに魏と邪马台国の同盟が成立しました。
244年には高句丽の首都が陥落。
245年には、难升米に魏の军旗である黄幢が授けられます。
そして、247年、邪马台国は狗奴国との间で戦争状态に突入しました。
洛阳に戻るという梦を果たせぬまま、反乱を起こした韩族との戦いで戦死された弓遵様に代わって太守に着任された王颀様は、邪马台国からの报せに対し、援军を送るべきかどうか洛阳に问い合わせました。
しかし、司马懿派と曹爽派との间の権力闘争に揺れる洛阳が、野蛮国の戦争に関心を寄せるはずもなく、塞曹掾史の张政を派遣し、诏书?黄幢を赍して难升米に授け、激励する事でお茶を浊しました。
その戦いの最中にヒミコ様が亡くなられたという报せを受けました。
僕も、妻とした日轮、月轮の二人も叹き、悲しみましたが、何もして差し上げる事ができませんでした。
ヒミコ様のために直径百余歩に及ぶ墓が建てられ、男女の奴隷、百余人が徇葬者として杀害されたと闻きました。
邪马台国は男王が后継者になりましたが、不満が高まり、互いに杀し合いになり、千余人が杀されたそうです。
そのため、ヒミコ様の宗女であった、十三歳のイヨ様を立てて王としたところ、国中が遂に安定したそうです。
张政はその様子を确认してから、帰国しました。
未来の学者たちには申し訳ない事をしてしまいました。
前半の行程が正确であるのに比べ、不弥国以降の行程が急に方角と日数だけになってしまった理由がわからず、混乱させてしまう事でしょう。
まさか、僕が淫欲に溺れていたからだなどと、まともな学者ならば思いつくはずもありません。
老いた身で、そうちらりと考える僕の命も残りわずかです。
「日轮、月轮」
あれから约50年。
思えば、长く连れ添ったものです。
结局、僕も洛阳に戻る事は出来ず、帯方郡の一役人として生涯を终えようとしています。
しかし、こんな自分のために涙を流してくれる二人の妻の手を握りながら、これまでの生涯を思い出すと、ふと笑みが零れました。
「今まで、ありがとう………」
悪くない人生だった、と思います。
―――ヒミコ様。私も、そちらへ参ります………。
僕が死んで十数年。
晋は、「八王の乱」と呼ばれる司马一族同士の内乱によって国力が衰え、匈奴の大首长?刘渊によって灭ぼされました。
同じ年、长年僕が奉职した帯方郡もまた、高句丽によって蹂躙され、歴史の表舞台から姿を消していきました。
千数百年后、倭の俳人が残したという俳句が、僕の心情にしっくりときます。
―――夏草や 兵どもが 梦の迹。
「う、うっ………」
美女二人が络み合うという光景は、淫らでありながら、幻想的でもあり、神秘的でもあり、视线を外す事も出来ないほど蛊惑的です。
これは、今までに経験した事のない出来事です。
何しろ僕は………耻ずかしながら、まだ女性を抱いた経験がないのです。
僕がまだ独身者だった事も、何が起こるかわからない异国への使节に选ばれた理由なのでしょう。
ここまでの旅の间も、歓待と监视の役目を负っていると思われる夜伽の女性を勧められることはままありました。
しかし、お役目の重さに胃が痛む思いをしていた僕は、未経験ゆえの気后れもあって、ずっと断ってきたのです。
部下に笑われる事もありましたが、笑った奴は调练で叩きのめしてやりました。
それ以来、からかわれることもなくここまでやってきたわけですが。
僕は目を血走らせ、はぁはぁ、と荒い呼吸をしながら、食い入るように二人の姿を见つめていました。
血流はどんどん下半身に流れ込んでいき、服に形が浮かび上がるほど、肉棒を热く激しく滚らせます。
女性に対して、これほど强い欲望を抱いた事も、これまでになかったことです。
これも、未経験だからなのでしょうか。
或いは、これも彼女たちの鬼道の力なのでしょうか。
「あん?とても気持ちいいです?」
「悌儁様に见られていると思うと?あふんっ?いつも以上に……??」
二人は甘い喘ぎ声を漏らし、互いの胸を揉み、秘所を弄りながら、少しずつ、僕の前に近づいてきます。
二人の秘所からは手の动きに合わせてぐちゅぐちゅと卑猥な音が响き、その绮丽な手を爱液が伝い、ポタポタと床に滴り落ちていきます。
二人が近づくにつれて、どことなく甘い香りがすることに気づきました。
思わず、もっと吸い込みたくなるような、魅惑的な香り。
二人との距离がだんだんと狭まっていくと、最初は仄かに香る程度だった香りがどんどん浓密なものになっていきます。
僕は无意识に深呼吸を缲り返し、肺の中に二人の放つ香りを取り込んでいきました。
その香りは、雄を虏にする、雌の淫臭。
二人の、洪水のように濡れた秘所から漂いだした香りは空を伝い、鼻や口から僕の体の中に入り、肺から血の中に溶け込み、全身を駆け巡り、鼓动を高鸣らせ、さらに肉棒を滚らせていきます。
その先端からは早くも我慢汁が溢れ、服に黒い染みが広がっていきました。
「悌儁様?」
「一绪にいかがですか?うふ?」
舌を伸ばせば届くような距离で、二人が口を开きました。
ピンク色の口の中で、唾液の海を泳ぐ様に舌が蠢いています。
甘い吐息が鼻息を掠めていきます。
僕の口の中で、大量の唾液が生まれ、口の端から零れ落ちていきました。
「混ざりたければ、思いきり舌を伸ばしてみてください?」
「大丈夫。舌は动かせますよ?」
舌を空中でひらひらと动かしながら、二人が诱惑してきます。
しかし、この诱惑に応じる事は、魏の役人?武人としての本分を投げ出す事に他なりません。
そんな事は断じてできません。
ですが、ああ、二人の舌はとても柔らかそうで、その感触を味わいたいという欲望がふつふつと込み上げてきてしまいます。
役人や武人としての理性と、男としての本能が阋ぎ合います。
正直に言って、とても分の悪い阋ぎ合いです。
「何も案じる事はありません、悌儁様?」
「我々は谓わば、ヒミコ様から悌儁様への贡物なのですから?」
「み、贡物………」
「そうです。それに、今、この场には我々しかいません?」
「谁にも、见られません?谁にも、知られません?」
「ですからぁ?」
「一绪にぃ?」
「気持ちよ~く?」
「なりましょ?」
くねくねとしなを作りながら、蛊惑的な声音で诱惑してくる二人。
『ふ~っ??』
「んあ、はぁあっっ……??」
吹きかけられた甘い吐息が、顔を擽っていく事さえも心地よく、理性が蚀まれていきます。
それに、ここで彼女たちの诱惑に乗ったところで、报告をしっかりするのであれば何の问题もないはずです。
彼女たちが、卑弥呼からの贡物なのであれば、ありがたく受け取ればいいのです。
こんな辺境の野蛮国にまでわざわざ足を运んでいるのですから、多少の役得ぐらいあってもいいのではないでしょうか?
ぐるぐると涡を巻く思考が、どんどん自分にとって都合のいい言叶を并べ立て、诱惑に屈することを正当化していきます。
そして。
「ね、早くぅ、悌儁様ぁ?」
「热く、蕩ける様な口づけを致しましょう、悌儁様ぁ?」
淫らに微笑み、舌を络ませ合う二人。
僕は、ごくり、と唾を饮み込んでから、ゆっくりと口を开き、おずおずと舌を伸ばしました。
「もう少しですよ、悌儁様?」
「もっと舌を伸ばしてください。ほら、もう少しで届きますよ?」
ひらひらと揺れる二人の舌。
舌を伸ばしても、届きそうで、届きません。
ほんの少し、小指の爪程の间を开けて、二人の舌がひらひらと空を泳いでいるのです。
もどかしくて、どうにかなってしまいそうです。
「もう少し??」
「あとちょっと??」
二人に促されるまま、舌の根が挛るのではないかと思う程、思いきり舌を伸ばします。
その舌に、左右から二人が吸い付いてきました。
じゅるるるるっっ……??
じゅるるるるっっ……??
「んぅぅうっっ……??」
待ちに待った快楽が、全身を贯き、鬼道によって动けなくさせられている身体がびくびくと震えてしまいます。
伸ばした舌に、ちゅっ?ちゅっ?と小鸟が啄むような口づけが缲り返され、柔らかな唇の感触を感じさせられ、舌を伝って二人の甘い唾液が口の中に流れ込んできます。
その、想像以上に甘い唾液に、脳髄が痺れるような感覚が袭ってきます。
ただ口づけをしているだけ。
にも拘わらず、この世の物とも思えぬ快楽が脊髄を駆け下り、下半身で爆発しました。
未知の体験に头の中が真っ白になり、服の中で肉棒が震えながら、先端からどくどくと大量の白浊液を吐き出してしまいます。
「あっ?あぁぁっ……??」
恍惚感と丧失感に、蕩け切った声が漏れだすのを止められません。
「あらら。口づけだけでイってしまわれたんですか、悌儁様?」
「それほど、気持ちよかったのですね?」
日轮と月轮が、広がっていく黒い染みを见ながら、よく似た顔を并べて笑っていました。
「あひっ?ぁあぁぁっ、し、舌がっっ……??」
ですが、僕はその笑顔に答えるどころではありませんでした。
舌が、まるで焼き印でも押し当てられているかのように热く、全身の血が沸腾しているのではないかと思う程、体が热くて热くて溜まりません。
「燃える様に、気持ちいいでしょう?」
一旦その场を离れた日轮が、部屋の隅に置いてあった手镜を持って戻ってきました。
镜面を僕に向けると、僕の舌に、黒い纹様が浮かび上がっているのが见えます。
その纹様は赤く明灭しており、その度に体が疼いて仕方がありません。
「あがっ?あああっ……こっ、この纹様っ……??」
その纹様には见覚えがありました。
倭国の地にやってきてから、何度も见てきたものです。
大人も子供も、倭国の男性すべてがその顔や体に入れている入れ墨と同じ纹様でした。
「これは、ヒミコ様の圣なる纹様です。快楽を贪れば贪るほど、この纹様は大きく広がり、眩く辉き、より强い快楽を赍してくれるのです」
月轮が僕の衣を剥ぎ取り、肉棒を露にします。
それは、今まで见たことがないほど雄々しく勃起し、血管が浮き上がり、どくどくと拍动していました。
「まぁ、逞しい……?」
日轮がうっとりと目を细め、 本文来自
「握って差し上げますね、悌儁様?」
「や、やめ―――っっ」
制止の声も効かず、丑く滚る肉棒に、月轮の细く美しい指が络みつき、扱き上げられます。
「がっ、はぁっ……??」
気が远くなるほどの快楽。
僕は白目を剥き、がくがくと震える事しかできません。
日轮が僕の上着を脱がせ、露になった胸元に赤い舌を这わせます。
「んおぉぉっ??」
ちろちろと舐められた箇所が、燃える様に热くなり、视界にバチバチと火花が散ります。
「ちゅぷっ。はむ。れろれろ。悌儁様、どうして80年、何世代にも亘って続いてきた倭国大乱が终息したかわかりますか?」
上目遣いに见上げられながらの质问に、考えようとするものの、赍される快楽のあまりの强さに思考が缠まりません。
头の中が、どんどん真っ白に染め上げられていきます。 内容来自
「じゅぶっ。ちゅぱっ。じゅるるるっ。纹様を刻まれて?…じゅぱっ…あへ?あへ?って気持ちよくなって?…じゅるっ…头の中どろどろになって?……ちゅぱっ……もう戦争の事なんか考えられないよぉっ??……じゅぶっ……戦争止めるからぁ??……ちゅるっ……ヒミコ様に従いますからぁぁっ??……じゅっぶじゅっぶ……全てを捧げますからぁぁっ??……ぷちゅっ、くちゅっ……だから、もっともっと気持ちよくしてくださいぃぃっ??ってなっちゃったから、です?」
肉棒をしゃぶり、睾丸を掌で転がしながら、月轮が笑う。
「最初は王たちが?」
「あぁぁっ……???」
「次に大夫たち?」
「いひぃぃっ……???」
「役人も?」
「お、おふぉぉっ……???」
「兵队も?」
「あ、あぁぁっ、ふぁぁっ???」
「农民も?」
「あひゃぁっ、んぁぁっ???」
「渔民も?」
「う、うひぃっ……???」
「山の民も?」
「も、もっ、もうっ???」
「海の民も?」
「む、无理ぃぃぃぃっ……??」
「大人も?」
「あぁぁっ??んあぁぁっ??」
「子供たちも?」
「ひあぁっ??ふ、ふぉぉっ??」
「そして、魏からの使节様も?」
日轮に耳をしゃぶられ、じゅぶじゅぶと厌らしい音が脳内に响きます。
月轮が、喉の最奥まで深々と肉棒を饮み込んでいきます。
乳首を捻られ。
睾丸を揉まれ。
瞬く间に、体の奥底から射精感がこみ上げてきます。
确信がありました。
これまでの人生で味わったことのない、最高の快楽になると。
今、自分が破灭の渊に立たされているのだと。
この快楽を味わってしまったら、自分は破灭の渊から真っ逆さまに堕ちていってしまうのだろう、と。
しかし、わかっていても、この快楽を止める手段はありませんでした。
いえ、手段があったとしても、止める事はできなかったでしょう。
「出るっ、出りゅぅぅぅっっ………???」
涙も、鼻水も涎も。
穴と言う穴から体液を垂れ流しながら、僕は絶顶へと突き上げられ、破灭の渊へと突き落とされました。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
月轮の口内に、思いきり白浊液を吐き出します。
まるで、体すべてがバラバラになるような悦楽。
「あひっ?あへっ?」
白目を剥き、がくがくと痉挛しながら、精嚢の中に残る白浊液、その最后の一滴まで、月轮の喉奥に注ぎ込みました。
小さな口に収まりきらずに喷き出した白浊液が、月轮も、日轮も、僕自身も白く汚していきます。
「あひっ?あふっ……??」
放心状态の僕に、両侧から日轮と月轮が抱き着いてきます。
「不弥国から投马国までは船で20日余り」
「投马国から邪马台国までは、歩きですと1か月挂かりますが、船で行くなら10日余りの旅路です」
「その间、たっぷりと“お愿い”させていただきます?」
「悌儁様が、“承诺”していただけるまで?」
柔らかな肢体の感触を味わいながら耳元で交互に嗫かれる、その声だけでも、とても心地よくて。
(僕は………邪马台国まで、正気を保っていられるのだろうか………)
僕は软体动物のような柔らかな肢体に全身を络め取られ、壮絶な快楽の余韵にぐったりとしながら、ぼんやりとそんな事を思い浮かべていました。
二人からこの上さらにどのような“お愿い”をされるのかに思いを驰せるだけで、性惩りもなくまた肉棒は滚ってしまいます。
そんな僕の胸と、肉棒を彩るかのように黒い纹様が浮き上がり、どくどくと脉打っていました。
翌日から、船内の僕の部屋には日轮と月轮が入り浸るようになりました。
最初は、僕の部下たちも日に何度かは部屋に様子を见に来ていました。
その度に、僕は「大丈夫だ」「気にしなくていい」と答え続けました。
五日目か、六日目ぐらいでしょうか。
大きな港に风待ちで入港したとかで、慰労のために卑弥呼が派遣してきたという楽団が乗船してきた日がありました。
美女ばかりで构成された楽団で、演奏技术自体は稚拙でしたが、部下たちは大喜びでした。
演奏が终わるとともに、僕は日轮や月轮とともに早めに部屋に戻りました。
体が疼いて仕方がなかったからです。
その日を境に、僕の部下たちは全く部屋に寄り付かなくなりました。
时折、薄い壁を通じて船のどこかから悲鸣のような、娇声のような、そんな声が闻こえてくるぐらいです。
僕たちは三只の船に分乗していましたが、他の船の状况は全く分かりませんでした。
ただ、日轮と月轮の话によると、他の船にも慰労の楽団は乗り込んでいるそうです。
せめて、邪马台国への距离だけでも测りたかったのですが、四六时中、どちらかに张り付かれて、それもできませんでした。
できる事と言えば、日数を数える事ぐらい。
しかし、风待ちなどのために湾内で待机する时间もあるので、日数だけで距离を特定することはできそうにありません。
また、日を重ねる毎に、时间の感覚すらも暧昧なものになっていきました。
今が昼なのか、それとも夜なのか。
それすらも、なんだかもう、よくわかりません。
少し前の僕であれば、そんな怠惰を许しはしなかったでしょう。
しかし、今の僕はもう、正直、どうでもよくなっていたのです。
***
大きく开脚させられた両足に、それぞれ裸の日轮と月轮が跨り、その柔らかな肢体の感触を刻み付けられながら、日轮に耳を、月轮に乳首をしゃぶられ、二人の息の合った动きで肉棒を扱き上げられ、ゾクゾクと射精感が込み上げてきます。
「で、出るぅっ??」
僕は一切我慢しようともせず、涎も垂れ流し状态のまま、喘ぎ声をあげて腰を持ち上げ、びゅるびゅると白浊液を喷射します。
もう、今日何度目の射精なのかも判然としません。
そもそも、今日が航海何日目なのかも思い出せませんでした。
ですが、どれほど疲労しても、二人が差し出す、甘く、清凉な味わいがする美味しい水を饮むと体の底から力が涨ってきて、肉棒が、まるで一週间以上射精していなかったのかと思う程、勃起してしまいます。
「饮ませて?」
「アイ。悌儁様ったら、すっかり甘えん坊さんになられて。可爱いです?」
自分で饮む事すら亿劫な时は、おねだりします。
そうやって甘えると、日轮が慈爱の笼った优しい表情を浮かべ、僕の头を抚でてくれます。
それがもう、幸せでたまりません。
日轮は水を口中に含むと、口移しで饮ませてくれます。
日轮の唾液と混じる事で、水はより甘く、美味しくなっているようにすら感じるのです。
舌を络ませながら、こくこくと水を饮み込んでいきます。
水の効果ですぐに硬さを取り戻した肉棒が、ずぶずぶと月轮の口中に饮み込まれていきます。
「あぁっ、気持ちいいっっ……??」
温かく、ぬるぬるとした唾液に満たされた月轮の口内は、何度体験しても毎度、惊くばかりの快感を赍してくれます。
僕は日轮の华奢な腰を抱いて、その豊かな胸の谷间に顔を埋めます。
仅かに汗ばんだ肌は甘酸っぱく、いくら舐めてもしゃぶっても饱きるという事がありません。
また、その香りを肺一杯に吸い込むだけで、幸福感が限界突破していきます。
さらに、日轮が赤く勃起した乳首をカリカリと爪先で弄り回すと、头の中で几重にも闪光が瞬きます。
日轮と月轮の责めは非常に连携が取れていて、爪を摘ままれると同时に亀头部分を激しく吸い上げられて、瞬く间に精嚢から込み上げてきた白浊液を、喉奥に注ぎ込んでしまいます。
「気持ちいいですか、悌儁様?」
日轮が、自身の谷间に顔を埋め、呆けた顔をしている僕の瞳を覗き込んできます。
その瞳に映り込んでいる僕の顔に、武人の面影はすでにありません。
元々、武人には似つかわしくないと同僚からも揶揄される程の优男でしたが、今は魂もすべて搾り取られ、すっかりふやけきった顔をしています。
その口元に浮かんでいるのは、武人らしい厳格さとは最も縁远い、にへらっとした笑みです。
「気持ちいい?………気持ちいいよぅ??……日轮??」
「それはようございました」
「えー、悌儁様、気持ちいいのは日轮だけですかぁ?」
激しい射精の直后であるにも拘らず、全く硬さを失わない肉棒に頬ずりしながら、月轮が唇を尖らせます。
そんな月轮も、爱しくてたまりません。
僕は手を伸ばして、その绮丽な髪を优しく抚でます。
「勿论、月轮も気持ちいい??……二人とも、最高です……??」
「ふふ。嬉しいです?」
「えへへ?」
二人が嬉しそうな顔をします。
それだけで、もしかしたら僕はこの世で一番幸せな男なのではないか、そんな気にさせられます。
「明日には投马国に着きます。それから、邪马台国に向けて出発しますね?」
「そうなんだ………」
日轮の言叶を上の空で闻きながら、僕は腰をもぞもぞと动かします。
「いかがなされました、悌儁様」
お见通しであろうに、僕自身に言わせようと日轮が微笑みながら、乳首をくるくると弄びます。
「日轮、月轮………入れたい……??」
今の僕にとっては、邪马台国への行程が顺调に进んでいる事よりも、快楽を贪る事の方が重要だったのです。
いや、むしろ、旅の终着点が近づいていることを感じれば感じるほど、少しでも长く、この快楽を味わっていたかったのです。
「わかりました?」
「まずは私。私の膣に、たぁっぷり注いでくださいね、悌儁様?」
僕の望みを笑って受け入れてくれ、肉棒が月轮の膣に饮み込まれていきます。
月轮が激しく腰を动かす事で、その中に収められた肉棒は无数の襞に络みつかれ、子宫口にしゃぶられ、全身が蕩けそうなほどの悦楽に満たされながら、あっという间に絶顶に达します。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
吐き出した大量の白浊液が子宫を満たし、逆流して结合部から喷射します。
月轮の中から引き抜かれ、汤気を立てる肉棒は、休む间を与えられることもなく、日轮の中に饮み込まれていきました。
日轮が石臼を挽くように腰を动かし、月轮のそれとは异なる缔め付けによって赍される、脳が焼き切れそうなほどの快楽によって、1分も経たないうちに僕は絶顶に押し上げられました。
どびゅぅっ?どびゅるるるるっ??びゅくびゅくんっびゅくびゅくんっ??どっぴゅんっ?びゅるるるるっ??
全身を覆う快楽に溺れながら、僕の身も心も満たされていました。
***
快楽渍けの旅の末、僕は渐く、卑弥呼のいる邪马台国に到着しました。
日轮と月轮の言叶通りなら、帯方郡からの距离は一万二千余里という事になります。
その距离以上に、远く感じられる旅路でした。
船を降り、魏から邪马台国への下赐品の确认をし、部下と人夫たちの点呼を行います。
整列した一人一人、その全员の顔に、あの纹様が刻まれていました。
首筋、胸元、腕や足など、露出している部分も、地肌が见えないほどびっしりと纹様に覆われています。
倭国の人间でも、ここまで纹様に覆われた人は见たことがありません。
辛うじて立っているものの、その体はふらふらと揺れ、目は虚ろでした。
长い船旅だったから地面が揺れているように感じている、と言う事もあるのかもしれません。
ですが、勿论、それだけではありません。
僕自身も、びっしりと全身に纹様が刻まれ、彼らと同じように虚ろな眼差しをしていた事でしょう。
下赐品の确认作业すらも酷く亿劫で、途中で何度も数え间违いをしてしまいました。
久々に见上げる太阳は、これまでに见上げてきた太阳と果たして同じものなのかと讶しく思う程、眩く、感じます。
それから、宿舎に移动します。
倭国の人々は沿道に列を作り、队列を作って进む僕たちに向かって歓声を上げ、手を振ってくれました。
邪马台国は勿论、魏程ではないにせよ、确かに大きな国でした。
家の数は実に七万余戸に及ぶと言います。
邪马台国だけで、です。
卑弥呼が収める领域すべてを合わせれば、実に十五万戸にも及ぶそうです。 内容来自
だとすると、人口は百二十万程には达する事でしょう。
あの公孙渊が、魏からの自立を宣言して燕王を称した时、燕の戸数は四万戸、人口は三十万人程でした。
少なくとも、邪马台国は燕の四倍の人口を拥していることになります。
三国の一つである蜀と比べても、邪马台国の方が人口は多いかもしれません。
人口が多いという事は、それだけ多くの兵力を有しているという意味でもあります。
僕が思っていた以上に、邪马台国は强大な国と言う事なのかもしれません。
邪马台国を中心とする连合国の领域は、ここに辿り着く为に僕たちが通过してきた地だけで全てと言う訳でもなく、北にはシバ国、シハクシ国、イヤ国、トシ国、ミド国、カウコト国、フウコ国、シャド国、タイソ国、ソド国、コイフ国、カドソド国、キ国、ヰゴ国、キド国、ヤバ国、キュウシン国、ハリ国、シユイ国、ヲド国、ド国などがあるそうです。 本文来自
南には、连合国に加わらず、これと対立する男王が収める狗奴国があります。
中华风には「狗奴国」と书きますが、日轮の话を闻くと「熊野国」と书く方が正しいかもしれません。
イワレビコと言う人物が建てた国、とも日轮は话してくれました。
僕が疑问に思ったのは、卑弥呼の鬼道、あの纹様を使えば、熊野国も简単に屈服させられるのではないか、と言う事です。
しかし、日轮と月轮の话によると、イワレビコの末裔たちに、卑弥呼の鬼道は通じないそうです。
理由はよくわかりませんが、アマテラスという女神の末裔であることが関係しているのかもしれない、と言っていました。
神と言われても俄かには信じがたいという思いもしますが、纹様が疼く度、どうしようもなく二人の柔らかな身体を求めてしまう自分を思い返すと、あながち否定することもできません。
宿舎に入った僕たちは旅の疲れを癒し、谒见の时を待つことになりました。
そんな僕たちの无聊を慰めるために、卑弥呼は再び美女揃いの楽団を派遣してくれました。
彼女たちは谒见までの数日间宿舎に泊まりきりで、僕たちは大いに英気を养う事ができました。
数日后、谒见を许された僕は、数人の部下を连れて、一际大きな建物へと案内されました。
谒见の间に通されたのは、僕だけでした。
そこにいたのは、10人ほどの男たち。
僕の正面、上座に座っているのは、なんと伊都国の王です。
彼が、周りにいる男たちを顺次绍介してくれましたが、彼らは邪马台国を中心とする连合国を构成する有力国家の王たちだとの事。 本文来自
その顔や体にも、纹様がありました。
しかし、伊都国の王、彼だけには纹様がありませんでした。
王たちの伊都国の王に対する态度も、同辈というよりは目上の相手に対するそれです。
もしかしたら、卑弥呼が国を统治するのを支えているという弟―――魏において、邪马台国の真の支配者なのではないかと考えられている人物こそ、ニコニコと害のなさそうな笑みを浮かべて微笑んでいるこの男なのではないでしょうか。
何故、彼だけに纹様がないのか。
イワレビコの子孙に関する话からしても、纹様の付与にも何らかの制约があるのかもしれません。
卑弥呼も、万能という訳ではなさそうです。
会见は滞りなく进み、诏书と印绶及び下赐品の受け渡しと洛阳への再度の使节派遣要请は恙なく终了し、僕は与えられた役目の内、二つを无事に果たすことができました。
伊都国の王は、卑弥呼の言叶だとして感谢の弁を述べ、近年中に再度使节を派遣することを约束しました。
これで会见も终了か、と思った时、しゃらん、と铃の音がしました。
その音を闻いた瞬间、居并ぶ王たちが、表情を一変させ、総身に紧张を涨らせながら深く头を垂れました。
僕自身も、言い知れぬ紧张に袭われ、硬直してしまいました。
息をする事さえも、忘れていたかもしれません。
空気が変わったのが肌感覚で分かりました。
凛、とした空気を缠って、会见の场に白装束姿の女性が、十人程の侍女を引き连れて入室してきました。
その中には、神妙な顔つきをした日轮と月轮もいます。
伊都国の王の顔からも、いつも浮かべている笑みが消え、その瞳に惊きと畏怖の色を浮かべていました。
近づいてくる女性を见上げ、慌てて上座を譲ります。
「远路はるばる、ようこそおいでくださいました」
伊都国の王が座していた椅子に优雅に腰を下ろし、言叶を発する女性。
天上の女神をも思わせる、清澄な声でした。
「はっ………」
答える僕の声は紧张にかすれ、床の柾目から视线を动かすこともできませんでした。
ぶわっと全身に汗が浮かび、颚先から滴り落ちて床を濡らしていきます。
「…直答を许します。面をお上げください」
「は………」
许しを得ても、容易に顔をあげる事ができませんでした。
まるで、肩を数人がかりで押さえつけられているかのような重圧を感じます。
(所诠は蛮族の女………気圧されるな………!) 本文来自
内心で必死に言い闻かせ、やっとの思いで顔をあげ、女の姿を视界に収めました。
(っ………なんて、美しい………)
それが、伪らざる第一印象でした。
谁も教えてくれませんが、この女性こそが卑弥呼なのは间违いないでしょう。
魏では卑弥呼は高齢だと言われていました。
确かに、若くはありません。
しかし、老婆と言うにはあまりに瑞々しく、儚さと威厳を兼ね备える美貌の持ち主でした。
思わず、ひれ伏してしまいたくなるような。
全てを、捧げてしまいたくなるような。
そんな危うい美貌です。
もし、自分が一国の王であれば、なんとしてでも己がモノにと望んだかもしれません。
结果、その色香に溺れ、国を倾ける事になったとしても。
まるで、殷の纣王を惑わし、国を亡ぼす原因ともなった妲己のような魅力に満ちた女性です。
その姿を见た瞬间に、心を夺われてしまったと言って过言ではありません。
卑弥呼は―――いえ、この美しい女性に対して、卑しい言叶で呼ぶことは相応しくありません。
ヒミコ様は、仅かに口元を绽ばせると、
「皆様方はご退室を」
王たちに视线を投げて、そう告げられました。
「しかし―――」
「何か」
思わず伊都国の王が食い下がろうとしますが、ヒミコ様が视线を向けると、顔面苍白になって平伏しました。
「し、承知、致しました………」
わなわなと震え、顔にびっしりと汗を浮かべ、唇が紫色に见えるほど顔面苍白になりながら、伊都国と他の国の王たちが退室していきます。
その様子からは、ヒミコ様が伊都国の王の傀儡であるようには见えません。
いえ、この女性が谁かの傀儡であるなどと言う考えそのものを、改める必要がありそうです。
この方は、谁かの下风に立つような方ではありません。
谒见の间に、僕と、ヒミコ様と、日轮や月轮と言った十人ほどの侍女だけが残されました。
「悌儁」
「はっ………」
本来であるならば、魏の臣下である僕が、蛮族の女王如きに呼び捨てにされる谓れなどありません。
しかし、僕の中に怒りはなく、むしろヒミコ様に己の名を呼んでもらった喜びが沸々と涌いてきました。
恋。
もはや、その感情はそう言う他ないのではないでしょうか。
ヒミコ様の姿を见るだけで、胸が缔め付けられるようです。
「どうぞ、よしなに」
微かに口元を绽ばせ、ヒミコ様がそう仰いました。
それは、邪马台国の位置について嘘の报告をして欲しいという、日轮や月轮に散々“お愿い”された件を指しての言叶なのでしょう。 本文来自
断るならば今しかない、そう思いました。
二人によって散々快楽渍けにされてしまった身ではありますが、皇帝陛下への忠诚心まで失ったわけではありません。
例え、心を夺われようとも。
魏の武人、役人としての务めを放弃するわけにはいかないのです。
毅然と、断らねばなりません。
「僕は―――」
そう思って口を开いた瞬间。
ヒミコ様の目が深红に辉きました。
瞬间、僕の体中に刻まれた纹様が一斉に黒く辉き、
「あっ?がっ、ぎぃやぁあああああああああああああああああっっっっ!!!!!」
全身を强すぎる冲撃が贯きました。
「ひぎぃあぁぁぁぁあぁぁぁぁっっ―――!!!!」
しかし、それは痛みではありません。
余りにも激し过ぎるほどの快楽。
强すぎるほどの悦楽。
鋭すぎるほどの法悦。 本文来自
全身を贯く気持ちよさに、僕は座っていることもできず、絶叫しながら仰け反り、倒れ、无様にのたうちまわりました。
肉棒が瞬く间に勃起し、まるで破裂したかのように大量の白浊液をぶちまけます。
「あっ、ああぁぁっ、な、なんでっ、た、だずげっ、あぁあああっ、ご、ごわれるっっ………!!!!」
絶顶は一度では终わらず、二度、三度と袭い挂かってきました。
纹様は、まるでそれ自体が生きているかのように僕の肌を这いまわり、互いに集合し、蠢きながら黒い手のような形状に変化していきました。
その黒い手が服を引き裂き、乳首を摘まみ、肉棒を扱き上げ、睾丸を揉みこみ、さらには肛门の中にまで侵入してきて肠壁を抉ります。
絶顶が连続して袭い挂かってくる度、大量の白浊液が放物线を描いて飞び散り、谒见の间の天井も、壁も、床までも、白く汚していきます。
ほんの十数秒で、軽く10回以上の絶顶。
「―――――っっっ!!!」
白目を剥き、舌を突き出し、涙も鼻水も涎も、大便さえも撒き散らしながら、音にならない叫びをあげながら転げまわる僕。
その口中にまで、棒状に変化した黒い纹様が入り込み、肺や胃の中までも犯されていきました。
「がががががががっっっっ!!!!!」
さらに、细い触手上に変化した黒い纹様が、耳の穴を贯いて脳にまで达し、さらに鼻の穴や瞳、勃起した乳首の中や尿道にまで侵入してきました。
僕の体は黒い纹様によって空に持ち上げられ、全身のありとあらゆる场所を蹂躙され尽くされました。
絶顶を遥かに超えた极致。
人间に耐えられる限界を、超越した悦楽。
「―――――っっっ!!!!」
度が过ぎる快楽は、もはや苦痛と同义です。
全身の骨が砕け、血が沸腾し、肉が溶けてしまうのではないかと思う程の快楽によって、僕のすべてが、细胞のほんの一片に至るまで、ぐちゃぐちゃに打ちのめされてしまいました。
ヒミコ様の瞳の辉きが消えると同时に、黒い纹様も动きを止め、僕の体はどさっと床に落とされました。
はぁ、はぁ、と荒い息を吐く僕。
もはや、指先一本さえ动かす事ができませんでした。
余韵だけでも体が震え、呼吸をする度に肺が絶顶に戦慄き、肉棒から、びゅくっびゅくっと白浊液が、さながら间欠泉のように断続的に喷き出していきます。
衣擦れの音が近づいてきて、ヒミコ様の美しい顔に见下ろされます。
「どうぞ、よしなに」
同じ言叶でした。
ここで逆らえば、今度こそ间违いなく、杀されてしまう。
膨れ上がった恐怖心に心を缚られ、役人としての夸りも、武人としての矜持も粉微尘に粉砕された僕に、これ以上抵抗する気力など残されているはずもありません。
「承り………ました」
「礼を申します」
ヒミコ様はまるで少女のように无邪気な笑顔を见せました。
汗一つ掻くことなく、一人の男に死の恐怖を味合わせ、絶望の渊に叩き込んでおきながら。
恐らくは、谁もが、可怜と感じてしまうであろう笑みを。
「お礼に、日轮と月轮の二人を生口として、差し上げます。煮るなり焼くなり、ご随意に」
その言叶を耳にしたのを最后に、僕は気を失いました。
***
「よくぞ无事に戻ったな、悌儁。嬉しく思うぞ」
「はっ」
弓遵様は言叶とは裏腹に大して嬉しそうでもない声でそう言ってから、探るような眼を向けてきました。
「少し………雰囲気が変わったか?」
「そうでしょうか」
「うむ。その入れ墨は………」
「倭の民が皆その身に刻んでいるものです。内情を掴むためには、まずは倭人の心を开くことが肝要と存じ、私をはじめ、同行した者は皆、その身に刻んでおります」
「そうであったか」
弓遵様は少しだけ気持ち悪そうに僕の顔や首筋、手の甲に刻まれた纹様に视线を彷徨わせています。
そこだけでなく、全身にくまなく纹様が刻まれていると知ったら、どう思われるのでしょうか。
弓遵様はそれ以上、入れ墨に触れることなく、こほんと咳払いをした后、本题に入られました。
「それで。いかがであった?」
「详细は报告书を缠めておりますが、口头にて要旨を申し述べさせていただきます」
「うむ」
僕はそう前置きしてから、见てきたことを报告しました。
帰りの道中、日轮と月轮に耳をしゃぶられ、乳首を弄られ、肉棒を扱き上げられながら练习した通りに。
报告书も、二人によって一字一句添削された上で、提出しています。
その报告を、洛阳の司马懿様や曹爽様と言った方たちがどう判断したのかはわかりません。
ただ、243年、邪马台国は约束通り、大夫伊声耆、掖邪狗等8人からなる使节団を送ってきました。
彼らが帯方郡に立ち寄った际に、弓遵様に命じられて、会谈の场に僕も同席しました。
使节団を率いる大夫伊声耆も、掖邪狗も、他の8人も见覚えがありました。
あの日、あの谒见の场にいた王たちだったのです。
相変わらずニコニコと笑みを浮かべつつ、実际の感情を一切垣间见せない伊都国王にして、邪马台国连合の大夫でもある伊声耆たちと、しばしの间、旧交を温めました。
洛阳に向かった彼らは新たに即位した少帝に谒见し、生口や倭の锦、赤、青の目の细かい绢、绵の着物、白い布、丹、木の握りの付いた短い弓、矢を献上しました。
少帝は掖邪狗を「率善中郎将」に任じ、印绶を授けられ、ここに魏と邪马台国の同盟が成立しました。
244年には高句丽の首都が陥落。
245年には、难升米に魏の军旗である黄幢が授けられます。
そして、247年、邪马台国は狗奴国との间で戦争状态に突入しました。
洛阳に戻るという梦を果たせぬまま、反乱を起こした韩族との戦いで戦死された弓遵様に代わって太守に着任された王颀様は、邪马台国からの报せに対し、援军を送るべきかどうか洛阳に问い合わせました。
しかし、司马懿派と曹爽派との间の権力闘争に揺れる洛阳が、野蛮国の戦争に関心を寄せるはずもなく、塞曹掾史の张政を派遣し、诏书?黄幢を赍して难升米に授け、激励する事でお茶を浊しました。
その戦いの最中にヒミコ様が亡くなられたという报せを受けました。
僕も、妻とした日轮、月轮の二人も叹き、悲しみましたが、何もして差し上げる事ができませんでした。
ヒミコ様のために直径百余歩に及ぶ墓が建てられ、男女の奴隷、百余人が徇葬者として杀害されたと闻きました。
邪马台国は男王が后継者になりましたが、不満が高まり、互いに杀し合いになり、千余人が杀されたそうです。
そのため、ヒミコ様の宗女であった、十三歳のイヨ様を立てて王としたところ、国中が遂に安定したそうです。
张政はその様子を确认してから、帰国しました。
未来の学者たちには申し訳ない事をしてしまいました。
前半の行程が正确であるのに比べ、不弥国以降の行程が急に方角と日数だけになってしまった理由がわからず、混乱させてしまう事でしょう。
まさか、僕が淫欲に溺れていたからだなどと、まともな学者ならば思いつくはずもありません。
老いた身で、そうちらりと考える僕の命も残りわずかです。
「日轮、月轮」
あれから约50年。
思えば、长く连れ添ったものです。
结局、僕も洛阳に戻る事は出来ず、帯方郡の一役人として生涯を终えようとしています。
しかし、こんな自分のために涙を流してくれる二人の妻の手を握りながら、これまでの生涯を思い出すと、ふと笑みが零れました。
「今まで、ありがとう………」
悪くない人生だった、と思います。
―――ヒミコ様。私も、そちらへ参ります………。
僕が死んで十数年。
晋は、「八王の乱」と呼ばれる司马一族同士の内乱によって国力が衰え、匈奴の大首长?刘渊によって灭ぼされました。
同じ年、长年僕が奉职した帯方郡もまた、高句丽によって蹂躙され、歴史の表舞台から姿を消していきました。
千数百年后、倭の俳人が残したという俳句が、僕の心情にしっくりときます。
―――夏草や 兵どもが 梦の迹。
精彩评论